| Q:
TX650 エンジンがかからないその後 |
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2006-08-25
質問者:Oositaさん
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門倉様ご面倒掛けてます、エンジンは動きました。
なんとインナ?ロ?タ?がデタラメに取り付けて有り
キ?すら無い状態でした、これでは動かないですね。
キ?単品で手に入りませんか?。
キャブの方はメインジェツトからパイロットジェツト
の通路が詰まつてました。
ゴムの栓の意味がやつと分かりました。
それとスプレ?式のキャブクリ?ナ-はダメです。
ガソリンで希釈してドブ漬けするタイプを使って
みたいのですがお勧めの商品ともし企業秘密で
無ければ希釈倍率と時間等の使用方法教えて
欲しいのですが。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
ウッドラフキーが入っていなかったんですね!放置車両ならではのトラブルですね。
ウッドラフキーはヤマハ純正がまだ手に入るかもしれません?YSPさんに聞いてみてください。
もし手に入らない場合はご相談下さい。少し大きいサイズでしたらたくさん持っています。
実は他車用のウッドラフキーのデッドストックが山ほどあってそれを削って使っています。
ただ削るのが面倒なので、あれば買っちゃった方が早いと思います。
残念ながらリプロはありませんので、純正を聞いてみてください。
いまさら企業秘密もなにも有りませんよ。できるだけ多くの方に整備を実践してほしいんです。
僕の多少の経験がお役に立てばそれで充分です。整備屋は廃業しましたので情報流出です。
しかし僕はキャブクリーナー、ブレーキクリーナーの類は使わないんです。
高価な割に、それほどの結果が得られた経験が無いんですよ。スプレー系は防錆剤のみです。
作業台には、ノズル付きのポリ容器にオイルとガソリンとシンナーの3種類が置いてあります。
これとエアーガンで洗浄、脱脂、潤滑をおこなっています。
邪道ですが、キャブ関係は前回お話したジェットリーマーと荷札(??)が武器です。
ガソリンとシンナーとエアーガンで仕上げます。
穴が塞がるほどの硬化したガム質の汚れがケミカル製品に浸しただけでとれるとは思えません。
古い人間なので...最新の良い物が有るのかもしれませんが.....知りません。
武器が通らない部分の洗浄ですが....30年以上前、メーカー系販社にいた頃、
工場長から教わった荒っぽいやり方を紹介しておきます。
バッテリー電解液(希硫酸)にぶち込んでしまう方法です。
ご存知のように硫酸は金属を溶かします。10円玉がすぐにキレイになるの知ってますよね。
もちろん希釈しません。時間は随時です。様子を見ながら進めていきます。
蛇足ですがキャブの外観はきれいになりますよ.....
なんかこんな事書いていると「いいかげんなやつだ、整備士のする事ではない!!」
とお叱りを受けそうですね。でもキャブのO/Hはすごく慎重に作業しますよ。
ポイントは自分がガソリンになったり、空気になったりして穴の中を動き回るんです。
スムーズに適量が合流しあって、混ざり合ってエンジンに吸いこまれればOKです。
アールプロ門倉 |
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