Q: 火が飛びません。。
2007-03-30  質問者:GX250さん
お返事有難うございました!ほんとに助かりました!とりあえず圧縮はあるのですが火がとびません。。(たまに飛ぶのですがとても弱くプラグをくっつけるぐらい)IGコイル、コンデンサー、ポイントを購入させて頂きましたが点火時期の調整がわかりません。クランクのLTとRTに合わせばいいのでしょうか?あとLFというのがあったのですが、、すみませんがアドバイスを下さいませ。。
A:お答えします
こんにちは。


最初にポイントギャップを合わせます。クランクをゆっくり回して、ポイントが開ききった時のギャップを0.4?0.5mm程度に設定します。左右共に合わせてください。次に点火時期の調整です。


豆電球の簡易テスターを使用すると調整が簡単に出来ます。GX250の場合は左のポイント(左気筒)から始め、全体のプレートを動かして点火時期を設定します。


ポイント配線部にテスターの鰐口クリツプを挟み、エンジンにテスターの針を接触させます。そしてクランクシャフトをエンジン回転方向に回し、LFマークの線位置で豆電球が点灯する(ポイントが開く)ようプレートを動して調整します。


次に右のポイント(右気筒)を小さなプレートを動かして右気筒の(RFマーク)点火時期を設定します。調整範囲内で設定できない時はポイントギャップを見直してください。


ギャップが広すぎると点火時期は早めになってしまいます。調整が完了したら、プラグを外した状態で充分な強さの火花が出ているかチェックをします。この時重要なのはバッテリーの状態です。バッテリーが充分充電されていないと良い火は飛びません。


そして実際にエンジンを掛けタイミングライトにて、点火時期にズレがないかの最終チェックをします。簡易テスターとタイミングライトが必要ですが、最低でも簡易テスターがないと調整はできません。


アールプロ門倉
PS:Tマークは上死点で、Fマークが点火時期です。Rは右で、Lが左の意味です。
当社にてGX250用のマニュアル販売しています。英文ですが絵が多いので解りやすいですよ。

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