Q: オーバーヒート?
2007-04-17  質問者:モンちゃんさん
初めまして。78年式 xs650spに乗っています。
時速140?で走行後、信号待ちをするとエンジンが
止まります。15分位たたないとエンジンがかかり
ません!!
何が悪いんでしょうか?
時速110?走行で油温が120℃になります。
油温の適温は何度位なんでしょうか?
A:お答えします
こんにちは。

オーバーヒートの症状だと思います。オーバーヒート対策が必要ですね。
空冷のこの年式ですと油温の適温は80℃?100℃、限界値が120℃位です。


まず、高速走行が多い場合はハイギヤード化をお薦めします。
リヤ31Tのスプロケットに交換することにより、1割弱回転数を落とせます。


あとはメインジェットを多少上げる事により、燃焼温度を下げる事ができます。
走行中に時々チョークを働かせるのも、オーバーヒート対策として有効です。


オイルクーラー付けたいですよね。夏までには新製品が発売できそうです!
油温を下げるには絶大なる威力を発揮しますので、是非ご期待下さい!


オイルも鉱物油の硬めなオイルを使用したいですね。高温でも油膜が切れないやつ。
やはり「アマリー」が一番のお薦めです!20w-50で充分だと思います。


あと点火時期は遅らせ気味の IFI のFとIの間に設定し、
最大進角時も I 線を超えないようにきちんと設定して下さい。


進角始まりも2500rpm?3000rpmで始まるよう、ガバナースプリングを調整します。


プラグの熱価をカブラナイ限界まで上げてみます。7番、8番、9番と試しましょう。
プラグの熱価で燃焼室の熱を逃がす度合いが決まるんです。


ここまでやれば充分ではないでしょうか?
アールプロ門倉

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