Q: XS250充電不良
2007-07-13  質問者:たーちゃんさん
こんにちは。

早速のご返事ありがとうございます。

電気系に関しては全くの不勉強で、的外れな返答があるかもしれませんがご容赦ください。

おそらく「F端子がマイナス制御のマイナス側に当たる」とのことですが、よくわかっていませんので、とりあえず発電機から出ている配線色すべてをお知らせします。

発電機=フィールドコイル+ステータコイルと解釈してよろしいでしょうか?そうであると仮定して、フィールドコイルとステータコイルそれぞれから出ている配線色をお伝えします。

フィールドコイルとステータコイルは、現在付いているものはGX250から取り外したもので、ステータコイルから出ている配線の数が違います。元付いていたステータコイルからは白い配線3本が出ていましたが、GX250のものは、なぜか4本出ています。
フィールドコイルからは2本、黒と緑の配線が出ており、それぞれハーネスの茶と緑につながっています。

それから、最終型のものか否か、定かではありませんが、サービスマニュアルに載っている充電系統の結線図と、追加資料で載っていたGX250の電装配線図を別途FAXさせていただきます。

電気の基本的知識さえあまりないため、「どこをどこと結線する」というレベルでお教えいただければ大変助かります。

よろしくお願いします。
A:お答えします
こんにちは。FAXありがとうございました。


やはり後期はマイナス制御ですね。茶線は電源線なのでメインスイッチONで12V流れてきます。
その電流がフィールドコイルを通り緑線に流れます。これをアースに落とすと回路成立です。


回路に電流が流れるとフィールドコイルは電磁石となり、ステーターコイルに電気が起きます。
ある一定の電圧になると緑線がアースに落ちなくなり、回路不成立で発電を止めます。


その後バッテリー電圧が下がると、再度緑線がアースに落ち、発電を再開します。
これの繰り返しで電圧が制御されます。緑線とアースの断続ですのでマイナス制御と言います。


一方のプラス制御は緑線は常時アースに落とします。茶線から入力した12Vを、
フィールドコイルに流したり、流さなかったりで制御します。プラス側の制御と言う意味ですね。


XS650も初期はプラス制御で、最後期はマイナス制御に変わります。
250/400も最後期はマイナス制御に変わると言う事が確認できました。ありがとうございました。


さて、お送りしたレギュレター/レクチは初期型用プラス制御のレギュレター構造となります。
以下のように各部の配線をアレンジして下さい。(P146充電系統結線図参照)


ACゼネレーター  レギュレター/レクチ  メインスイッチ配線   バッテリー

白   ――――――   黄
白   ――――――   黄
白   ――――――   黄
                赤  ――――――  赤  ―――――― 赤(+)
                緑  ―ボディアース     ―――――― 黒(-)
黒   ――――――   燈
緑   ―ボディアース                    ―――――― 黒(-)
                青  ――――――  茶


結線後バッテリーの充電電圧を測定して下さい。
アールプロ門倉

一覧へ