| Q:
TX650 メインヒューズが特定条件でとびます。 途中経過 |
|
2007-07-16
質問者:tatsuyaさん
|
いつもお世話様です。
ご回答ありがとうございます。
配線図とにらめっこですね。
本日、配線のテープを全て剥がして目視で傷がついて
いる箇所は補修したり、取り回しの見直しをした上で
実験走行をしてみました。
1)一体式レクチファイア?/レギュレーターの赤線を
カットして走行 ・・・ヒューズ飛ぶ
2)メインスイッチをカットして赤と茶の線を直結して
走行 ・・・ヒューズ飛ぶ
赤線が劣化してるのかな、とも思い、赤線を全て交換(2.00sq)しましたが症状は変わりませんでした。
本日はここまでで断念。。。
課題>
1)ACGを外して走行実験(ACGがACゼネレータってことに
今気づきましたw)
2)配線図を見ると、M/Sから出る茶色の配線は一度ヒューズ
に行ってから電装系にいっていますが、実車はヒューズ
に行く途中に枝分かれしてたり、配線図と違っていたの で修正。
疑問>
1)M/Sを直結したときに思ったのですが、茶色の線って太さ が違いますよね?これを直結したらここで過電流の原因 にはならないですか?太い線に変えようとも思ったの
ですが。。。
途中経過でした。また報告&相談させて頂きます。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
ヒューズがいくつあっても足りないですね!もう少しがんばって下さい。
1)一体式レクチファイア?/レギュレーターの赤線を
カットして走行 ・・・ヒューズ飛ぶ
2)メインスイッチをカットして赤と茶の線を直結して
走行 ・・・ヒューズ飛ぶ
と言う事は、R/RとM/SはOKですね!M/Sをカットした時に赤と茶の線だけつなげたんですか?
ブルーにつなげてないんですね!と言う事はブルー系(ライテング系)もOKですね!
僕の見ている配線図と実車の配線が違うとトンチンカンなアドバイスになってしまいますが・・・
ある程度は参考になると思います。要するにヒューズがどの部分をカバーしているかです。
その部分を狭めていけば核心にぶち当たります。
お気づきと思いますが、最初にご指摘のあった「高負荷時に飛ぶ」と言う言葉は無視しています。
その通りかも知れませんし、たまたまなのかもしれません。要するに100%ではないからです。
消去法は100%の積み重ねで成立しますからね。
登坂状態=高負荷状態ですが、登坂状態=フロントフォークが伸びている状態とも言えます。
今までの経験から、配線ショートはステアリングヘッド部が多いという認識があります。
ワイヤーハーネスで唯一動きがあるのはネック部分です。他の個所は固定されていますからね。
この他にも 登坂状態=高負荷状態=振動が多い とか色々な要素が含まれてきます。
その他の、配線ショート原因で多いのは「配線の改造」「社外電気部品の取り付け」等です。
それで当てはめると、ヒューズBOXが変えてあると言うのは要チェック部分ですね。
疑問>
1)M/Sを直結したときに思ったのですが、茶色の線って太さが違いますよね?
これを直結したらここで過電流の原因にはならないですか?
太い線に変えようとも思ったのですが。。。
電流(A)は配線の太さによって変わりません。配線の太さは電流の許容範囲です。
0.5sqで8A、0.75sqで10A、1.25sqで20A、2.0sqで30Aは許容範囲内に入ります。
例えば12Vバッテリーで60/55Wのハロゲン球のハイビーム(60W)を点灯させます。
流れる電流は60÷12=5Aです。ここで使用されている配線が0.75sqだとします。
これを2.0sqの配線に変えても、5Aの電流値そのものは変わりません。
ただし途中の抵抗が減るので明るくはなりますが・・・
バッテリーからヒューズBOXに行き、そこから太い赤線がM/Sに行きます。
M/Sで茶線と青線に振り分けられますので、赤線は茶+青の許容範囲が必要です。
すべて太い線に替えた方が絶対に良いですし、それの弊害はありません。
許容範囲を超えた電流が流れるとどうなるか? 配線が燃えます!
以前、最後の手段としてこんな方法を取りました。
ヒューズ切れの原因がわからず、検査で何個もヒューズを飛ばしました。
手持ちのヒューズが無くなり・・・・困った・・・・・納期も過ぎている。
直結にして、注意深くハーネスを見渡します・・・・煙がモクモクと上がってきます。
すぐに電流をストップして、モクモクのあたりを徹底調査です。
燃えた配線と問題の部品を交換して、あっという間に修理完了となります。
ただ恐いのは車両火災です!この修理方法は火災の原因となります。
例えばオイルバス式のACG内部で漏電があった場合・・・車両が燃えだします。
くれぐれも安全な方法で修理してください。
アールプロ門倉 |
|