Q: XS650Eキャブレターの不調について
2007-10-19  質問者:愛知の加藤さん
愛知の加藤です。
先日の質問について早速に回答ありがとうございました。
エンジンの不調について現象を説明します。
始動時はキックでも2?3回でかかります。
始動時のアイドリングは1200?1300rpmで安定しています。
排気臭も生臭くなく枯れています。
アクセル開けても回転は上がります。
暖気後走り出すとややもたつきがあります。
信号停止、発進を繰り返しているうち、停止したときにアイドル回転が不安定になり止りそうになります。
こうなると発進時には片肺と思われるはっきりしたもたつきが発生します。
(山間部の信号のない連続走行時は問題はありません)
現象が出ているときに左右のキャブのアームを引き個別に開けてみると、左側の回転が上がらず失速します。(止まりそうになる)
プラグを外し焼け具合を見ると、右側電極中心は狐色、左側は電極の中心半分が狐で半分は熊…(黒くすすけている)です。原因はともかく、どうも左側エンジンが悪いと思います。
なお、夏場は走行中かなりタンクが熱を持ち陽圧になりキャップからエアーモレ音がしていました。
取り留めないですが、感じたままを書きました。
よろしくお願いします。
A:お答えします
こんにちは。


始動時はキックでも2?3回でかかります。
始動時のアイドリングは1200?1300rpmで安定しています。

チョークは使っていますか??


暖気後走り出すとややもたつきがあります。
信号停止、発進を繰り返しているうち、停止したときにアイドル回転が不安定になり止りそうになります。

こうなると発進時には片肺と思われるはっきりしたもたつきが発生します。
(山間部の信号のない連続走行時は問題はありません)

と言う事は、アイドル不調のみでアクセルを開けている時は問題無いわけですね?


現象が出ているときに左右のキャブのアームを引き個別に開けてみると、左側の回転が上がらず失速します。(止まりそうになる)
プラグを外し焼け具合を見ると、右側電極中心は狐色、左側は電極の中心半分が狐で半分は熊…(黒くすすけている)です。

アイドル時のセッテイング不良により失火が起き、プラグが死んでしまうようですね?
キャブOHキットを使用し、ジェット類やフロートバルブの交換、油面調整をキッチリしてください。


その後にパイロットスクリューの調整、左右同調を実施して下さい。
もし、キャブレター内にゴミが溜まっていたら、タンクコーティングが必要かもしれません。


合わせてポイントギャップ調整し、点火時期を調整範囲内で最も遅くセットしてください。
試しに、IGコイルも左右交換してみましょう。


最後にバルブクリアランスを音が出るくらい緩めに(多めに)調整しましょう。
やれる事からやってみて、結果をご連絡下さい。 すでに点検済みの場合もお知らせ下さい。


さて、原因探求の旅に出かけましょう!!
アールプロ門倉

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