Q: XS650SPのオイル量について
2008-02-19  質問者:タクさん
こんにちは、いつも拝見して参考にしています。
愛車は80年式フルトラのXS650SPです。

先日オイル交換時にサイドとクランク下のオイルフィルターを両方交換して新しいオイルを入れたんですが、規定量の2,5リットルを入れてもオイルキャップゲージのアッパーより一つ下の線までしかオイルが来ていませんでした。オイルが下がりきっていないのかと思い10分ぐらい放置してみましたがあまり変わりません。
あちこちチェックしましたがひどいオイル漏れもありませんでした。
現在フロントを5mm、リアを約6cm下げているので、そのせいでゲージに狂いが出ているのかとも思いましたが、真横から見てエンジンはほぼ直立を保っています。
前回までのオイル交換は、キッチリと計量しないでゲージを見ながらアッパーまで入れていましたが、最近は軽いオイル上がりのような症状(アイドリング時に少し白煙が出る)が出始めていました。
さらに関係あるか分かりませんが、今回オイル交換前にフラッシングを行いました。

車高を下げたことでそんなに極端にゲージに違いが出ることがあるのでしょうか?
また、ゲージと入れたオイル量とどちらを重要視した方がいいのでしょうか?
これ以上のオイル上がりなどが怖いので、今のところオイルを追加していないのですが、アドバイスをお願いします。
A:お答えします
こんにちは。


最初にXS650SPのオイル規定量は2.5Lです。ですからそれ以上入れてはいけません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」入れ過ぎは足りないのと同じ位エンジンに悪影響となります。


もう一つ憶えておいて欲しいことは、アッパーレベルが規定値ではないということです。
アッパーレベルはその名の通り、上限であり限界点です。上限と下限の中間点がベストです。


通常のオイル交換時はオイルがヌケきれないので、2L位しか入りません。
しかし、フィルターの交換やフラッシング作業をしたりすると通常以上にヌケてしまいます。


基本的にはオイル量ではなく、ゲージのオイルレベルを優先します。
センタースタンドで、垂直に立っている状態が基本となりますが、


ローダウン仕様ですと、たぶんセンスタは取り外してあるでしょう?
計測時には前後左右にすこし動かしてみたほうが、確実かもしれません。


アイドリング時の白煙はたぶんオイルの入れ過ぎでしょう。
その辺を考慮して、自分なりのレベル位置を決めてください。


中の下が好きな、アールプロ門倉でした。

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