Q: 熱ダレ
2008-04-30  質問者:hiranoさん
こんにちは。いつもメンテナンスの頼りにしています。

先日TX650で街中を走行中に急にエンジンのパワーが落ちて吹けあがらない、エンジンが止まる、といった状況に陥りました。エンジンからはかなりの熱気が出ていました。熱ダレを起こしたようです。
普段のアイドリングや走りは安定していて特に問題はありません。インテークからの二次エアーの吸い込みはなし。プラグは右がちょっとカブリ気味ですが左は狐色に焼けています。オイルで濡れているということはありません。
一応ネットで調べてタペットクリアランスが狭いと熱ダレがおきやすいということであけて見ると左側がIN、EX共に狭い状態だったのでこれを治しました。
他に原因、対処法等ありましたら教えてください。
因みにその時の走行距離は30Km程度でした。普段足としても使用していますが連続で長距離を走ることは余りありませんのでそのときに何か特別な状況だったかどうかはわかりません。
手がかりが少なくて申し訳ありませんがよろしくお願いします。
A:お答えします
こんにちは。


今から熱ダレだと、先が思いやられますね!
まず最初に、本当に単純な熱ダレが原因なのか?を調べたほうが良いと思います。


たとえば、熱を持つと発電が弱くなる傾向にあります。
熱の影響でローターコイルの抵抗値が増して、磁力が弱くなるのが原因です。


それ以外でも、キャブのセッテイングが若干濃い目で、温度が低いときはどうにか動いているが、
燃焼室温度が上がってくるとかぶり気味になってしまうとか?


もう一度そのような状況を作り上げて、詳しく調べていったほうが良いですね!
昔、そのような症状の車両がよく入庫してきた覚えがあります。


作業台の上で30分以上エンジンをかけ続け、わざとヒート状態にして、
火の強さ、キャブの状態、コンプレッション、発電の状態とチェックしていきます。


そんな感じで、調べてみてください。
アールプロ門倉

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