| Q:
充電不良 |
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2008-05-03
質問者:hiranoさん
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こんにちは。先日熱ダレの件で問い合わせたものです。たびたびすみませんが質問させていただきます。
状況なのですが、一度セルの回しすぎでバッテリーを上げてしまい、エンジンが回る程度に充電。熱ダレ(?)はその直後に起こっており後日見てみるとバッテリーがまた上がっていました。
そこで充電不良のチェックを始めたのですがチェック方法にいくつかわからない事があります。
まず、最初の充電チェックでアイドリング状態でターミナルをはずすというものなのですが、メンテナンスガイドではプラス、過去のQ&Aでは(-)となっています。年式による違いでしょうか?当方のエンジンは447、ポイントです。プラスターミナルをはずすとエンジンは止まりました。
次にレギュレーターから外ブラシへの電源供給なのですが簡易テスターの瞬きはありませんでした。バッテリー電圧が14vに達しないとOFFの状態は起きないと解釈したのですが、チェックするためにはいったんフルチャージにしないということでしょうか?
ステーターコイルのチェックでのカプラーの着・脱にもQ&Aとガイドに差異がありました。
最後にステーターコイルの巻きなおしは取り扱っていらっしゃいますか?
よろしくお願いします。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
やはり、単純な熱ダレではなく、他に原因があったようですね!
バッテリーターミナルを外す「充電不良チェック」の方法ですが、バッテリー電源なしの、
発電される電気エネルギーのみで点火が可能かどうか?というチェックです。
ですから、外すのは(+)でも(?)でもどちらでもいいんです。
メンテナンスガイドには、電源を外すという意味で、(+)を外すと書きました。
しかし、実際の作業では、ショートの危険性を排除するため、
(?)を外した方が安心ですので、そのように書いたまでです。
要するにバッテリーの回路を成立させなければ良いという事なんです。
そして、結果としてその試験に「不合格!」となったわけですね。
そしたら、次の段階でAC電圧の測定をしてみてください。
レクチのカプラーを外して、ABCの白線をAB,BC,AC間の電圧を3000rpmで測ります。
計り終わったら、(+)電源を外ブラシに直結した状態で、再度AC電圧を測り、
最初の電圧と直結した状態の電圧の数値が違うかどうかを調べます。
ここまで調べたら、再度お問い合わせ下さい。
なお、Q&Aとガイドは基本的に違いはありません。表現が多少違うだけです。
よりわかりやすく、やさしく説明しようと努力すると、異なった表現になります。
最後にステーターコイルの巻き直しは\23,100にて承っておりますので、ご用命下さい。
アールプロ門倉 |
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