| Q: 充電不良(過充電?) | ||
| 2008-05-07 質問者:佐々木淳悦さん | ||
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はじめまして、XS1-B(256)を10年前にレストア(電装系は古いまま)して乗っています。貴社のメンテナンスガイドに従って点検しました。ご指導方よろしくお願いします。 【充電不良について】 これまで、ここ三年間(過去三回)充電系の故障で、ツーリングで悲惨な目にあっています。日帰りツーリーグで昼食後、帰路につく際、決まった様に充電不良?のためか、点火する電気も無くバイク同士でブースターケーブル繋いでキック一発でかけアイドリングを3,000回転位にして帰ってくる始末です。 (決まったようにバッテリーが極端に減っています。) その度にバイク屋に依頼し修理していますが、未だ完治しておりません。上記の内容の前に、ヘッドライト純正シールドビーム→シビエのH4ハロゲン(H4ハロゲンバルブ60/55W)キットにし、さらにバッテリィ直結の明るくなるパーツを付けておりましたが、貴社のメンテナンスガイドをいろいろ読ませていただき、発電・充電・消費電気のバランスを悪くしていたと反省しパーツ取り外すとともにバルブを35/35Wにワット数を下げました。 ・バッテリー ⇒ 新品 ・レギュレター/レクチファイヤー⇒SR用一体式R/RヤマハSR用品番2J2‐81960‐A1新品 ・ロータブラシ⇒新品 ・フィールドコイル(ロータ)⇒中古(バイク屋さんで使用可をチェック済) ・ステーターコイル⇒中古(バイク屋さんで使用可をチェック済) ・配線、カプラー⇒確認済 今回、上記のノーマルに近い内容で、下記のとおり充電不良点検を行いました。 【充電不良の点検】 ? 充電電圧測定 ・エンジン始動前が12.5V⇒12.5V ・始動後約3000rpmで13.5Vまで上昇でOK⇒11.8V⇒充電不良 ・エンジンが回っている状態でバッテリーのプラスターミナルを外し回り続ければ充電はOK、止まってしまう。⇒止まる⇒充電不良 引き続き、充電不良が決定したので、下記のとおり故障診断しました。 【ポイントモデル故障診断結果】 最初にブラシの長さを測ります。内側、外側共に四角部分が10mm以上必要⇒2.4 cm ?充電回路確認(ブラシまで電流が来ているか?) ・メインスイッチをON赤ピン-外ブラシ、黒ピン-アース通電⇒9.5V ・レギュレターの3ピンカプラー茶線に通電⇒9.8V これは、R/R一体型に交換したため、R/Rから来ている茶線を緑線と茶線に分け3ピンカプラー(茶線・緑線・黒線アースへ)に結線している。 ・内側ブラシがアースΩレンジで赤ピン-内ブラシ、黒ピン-アース⇒2Ω ・エンジン回転時はレギュレターから外ブラシへの電流供給はONとOFFを繰り返しますので、針が小刻みに振れる。⇒テスターの針が小刻みに振れる。(10?15V) ?交流電圧を測定(ステーターコイルから発生する交流電圧は?) レクチファイヤーの6ピンカプラーを外し、ステーターコイルに繋がる白線3本の電圧測定です。任意A,B,C テスターのACVレンジでA-B,A-C,B-C間をテスターの赤ピンと黒ピンで測定⇒3通りとも32V ?ローターのチェック(黒ピン外ブラシと赤ピン内ブラシの測定方法で良いのか?) レール間の抵抗値を測定⇒2Ω ?ステーターコイルのチェックも抵抗値を測定 テスターのΩレンジでA-B,A-C,B-C⇒3通りとも 1.5Ω A-アース,B-アース,C-アース間で導通⇒無し ? レクチファイヤーのチェック、赤ピンを赤、黒ピンを白(3通り)で測定⇒6Ω その逆で黒ピンを赤、赤ピンを白(3通り)の導通⇒3通りとも無し 「R/R一体型に交換したため、R/Rから来ている茶線を緑線と茶線に分け3ピンカプラー(茶線・緑線・黒線アースへ)に結線している。」は配線誤りは無いのでしょうか? 以上が、充電不良の故障診断結果です。お忙しいとは思いますが、何とぞご助言・ご指導方よろしくお願いいたします。 アールプロ門倉 様 佐々木淳悦 |
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