Q: ポイント調整
2008-07-28  質問者:XS650spさん
いつもアドバイス有難うございます。
低回転で乗りづらかったので、タイミングライトで点火時期を見たところ、Fよりかなり遅れているようでギャップを4.5にしてプレートを目いっぱい動かしてもまだ遅れているようで、ギャップをかなり広くとってやっとFの位置まで調整したのですが、エンジンの吹けも悪くパンパンいいだして、はじめの点火位置ぐらいに戻したのですが、左のエンジンの点火時期もかなりふらつきがあります。ギャップは規定値より大きくしてもよいのでしょうか?他に原因があるのでしょうか?2年ぐらい前にコンデンサー、ポイントも交換しました。
A:お答えします
こんにちは。


本来であれば、規定のポイントギャップで、プレート中央付近で点火時期は合うはずです。
それがいつの間にか、規定ギャップではプレートを最後まで回しても合わなくなってしまいます。


そうなると、ギャップをかなり広く取って、無理やり合わせるしか方法がないんですよね!
何故このようになってしまうのでしょうか?? 原因を考えて見ましょう。


ポイントギャップは別に規定値でなくても良いんです!
要するに接続と断絶が問題なくできれば数値は関係ありません!


しかし、広すぎると接続時に問題がおきやすく、狭すぎると断絶時に問題がおきやすいんです。
ですから、規定値近辺に設定し、プレートを動かして点火時期を合わせるのが正解なんです。


それが合わなくなる原因の筆頭はポイントカム及びポイントヒール部の磨耗です。
この部分が磨り減ってくると、本来のギャップよりかなり広げてあげないと規定値になりません!


次が、進角ガバナーの固着やガタ、スプリングの緩み等で、点火時期が狂ってしまう場合です。
最後にカムチェーンの伸びも問題です!クランク回転とカム回転にタイムラグが生じます。


以上3点で気になる所はありますでしょうか?? チェックしてみてください!
アールプロ門倉

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