| Q:
キャブ同調ゲージについて |
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2008-09-02
質問者:nakamuraさん
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以前75年式TX650の同調でアダプターを送って頂いた者です。
ありがとうございました。
アダプターが手元に届きましたのでキャブ同調ゲージを使っての手順を教えて頂けますでしょうか。
あと、油面調整の正しい数値、手順などがあればこちらも重ねて宜しくお願い致します。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
75年のTX650?型(447-2●●●●●)のデータを記載します。よろしいですか?

上の画像を見ながら次の手順で調整してください。
1)最初にミクスチャースクリュー(A)を調整します。左右を基準値の1-1/4戻しに設定します。
2)エンジンを始動し左の排気を手に当てて、+?1/2回転の範囲内で弾ける位置を探します。
3)右も同様に手を当て、回転が上がる位置ではなく、弾ける位置を探します。
4)エンジンを停止して、スクリュー(C)を外し、アダプターを半分入れます。
5)突き出た左右のアダプターに、同調ゲージのホースを差込みます。
6)同調ゲージをハンドルからぶら下げ、ゲージ下部にホースを差し込みます。
7)エンジンを始動します。ゲージの針が振れている場合はバルブの閉め具合で調整します。
8)左右の針の振れ幅を約5mm?10mmの間に設定してください。
9)アイドリングで左右の針位置が異なる場合はアイドルアジャスター(B)で調整します。
10)アイドリング回転数1000?1200rpmの範囲内で左右の針位置を合わせます。

11)さていよいよ同調です。アクセルをゆっくり回して下さい。針の動きは同時ですか?
12)どちらかが先に動き出す場合は同調が狂っています。
13)2枚目画像の同調調整スクリューを左右に回し、針の動き出すタイミングを合わせます。
以上で調整は終了です。アイドリングが落ち着かない場合は点火時期を見直して下さい。
次に油面調整ですね!
ヤマハのデータブックに記載されているのは簡易油面のみです。
簡易油面とは3枚目画像のように、キャブを分解し逆さにした状態のフロート高さです。

データブックによると A=23mm です。 TANG部分の角度を変えて調整します。
頑張って調整してみてください!!
この他にも不明な点がありましたら何でも、遠慮なくお問い合わせ下さいね!!
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