| Q:
続・白煙が・・ |
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2008-09-26
質問者:イ寺さん
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再度お聞きしたいのですが・・
本日XSを確認しましたところIN側右のバルブ(インマニ奥)にオイルが付着しておりました。左側はガソリンで湿っていました。EX側は左右共オイルの付着はありません。キャブの調整も薄くしたり濃くしたりしましたが白煙は出てしまいます;右プラグは濡れていたり普通に焼けていたりで・・やはりオイル下がりなのでしょうが、タペット調整のミス等による白煙とかは考えられますか?エンジンを降ろす前に調べれる事があればと・・
(往生際が悪いのですが;)
オイル下がり時の交換部品、オイル上がり時の交換部品をおおまかで構わないので教えてくださると助かります。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
残念ながらタペット調整のミスで白煙が出ることはないですね。
燃焼室にオイルが入り込み、そのオイルが燃焼した時のみ、白煙が発生します。
バルブにオイルが付着しているのは、典型的なオイル下がりの症状です。
オイル下がりの修理は簡単です!バルブステムシールを交換すればOKです。
ただしオイルの燃焼によるカーボンが燃焼室やバルブ、当たり面に堆積しています。
燃焼室、バルブまわりのカーボン除去とバルブ摺り合わせは必要でしょう。
その際当たり面の幅を測定し、広がっているようでしたらシートカットも必要になります。
参考までに、今まで開けたほとんどのエンジンは当たり幅がかなり広くなっていました。
また、バルブガイドとバルブステムの隙間が大きくなってしまった場合は、
バルブステムシールを交換しても、すぐにまたオイル下がってしまいます。
この場合はステムシールだけではなく、バルブガイドの交換も必要となります。
部品価格や加工工賃は当HPに記載していますのでご参照下さい。
次にオイル上がりの修理ですが、この場合はピストンとリングを、
オーバーサイズの物に交換し、シリンダーのボーリング/ホーニング加工をします。
こちらの部品代、加工工賃もHPに記載されていますのでご参照下さい。
アールプロ門倉 |
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