| Q:
ヒューズの飛び |
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2009-01-20
質問者:k.sさん
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いつもお世話になっています。質問よろしくお願いします。
XS650SP79年式に乗っており、通勤で毎日使用していました。朝、寒さでエンジンの掛かりが悪かったため、セルを多用していて、バッテリーの電圧が下がり、スピードメーターのランプが暗くなるまで電圧が低下した状態で走行していました。
ニュートラルランプの点灯が確認できなくなるくらいまで、電圧が低下し、ウインカーを付けただけでエンジンがぎくしゃくするようになり、エンジンが止まりました。
なんとかキックでエンジンを掛け、マフラーからパンパンいわせながら、何度もエンストを繰り返しつつ、バイク屋さんに持って行きました。
バッテリーは2年位使用していたので、充電してもすぐにセルがゆっくりしか回らなくなっていたため、バッテリーの寿命かと思い、みてもらったところ、キーをオンにすると、左から2番目の茶色の配線のヒューズが飛ぶと言われました。左から3番目のヒューズもたまに飛ぶようです。
原因を探るためにハーネスのコネクターをあちこち外してもらったのですが、相変わらず、オンにするとヒューズがすぐに飛ぶか、ちょっとしてから飛ぶようです。エンジンは普通にかかります。
バッテリーの電圧低下だけでなく、そのまま走行していたため、どこかがおかしくなったようです。
いままでヒューズが飛ぶことはありませんでした。
何か原因を探るためにヒントをいただけないでしょうか。 |
| A:お答えします |
こんにちは。
XS650SP 79年型のヒューズボックスは
左から IGNITION / SIGNAL / HEADLIGHT / MAIN となっています。

左から2番目ですと SIGNAL ですね。 この回路はMAINから出る電源をメインスイッチを通って
I / S / H の3つに振り分けられた内の1つです。
ヒューズ以降はウインカーリレー、ウインカー、ホーン、ブレーキスイッチ、
ウインカーパイロット球、ニュートラル球、球切れ警告球などに繋がっています。
調べる方法はヒューズをたくさん用意して、これらの電装部品の接続端子を1個づつ外し、
メインスイッチをONにすると、ヒューズが切れるか確認しながらチェックして行きます。
電装部品に異常がなければ、次はそこに行くまでの電源線のバイパス線を作り、
1本づつチェックして行きます。ヒューズは何個合っても足りませんので充分ご用意下さい。
これが一般的な正しいやり方です。 次に危険な裏ワザをご紹介します。
1歩間違えるとバイクが燃えます! お試しはあくまでも自己責任でお願いします。
ヒューズを使わずに直結にします。 メインスイッチON・・・・約3秒後にOFF
そして、煙、焦げくさい臭い、溶けた配線を徹底的に探します。
見つからなければ今度は5秒・・・・・・・次は10秒と時間を長くしていきます。
もちろんタンクは外して裸フレームの状態で調べてください。
この方法はリスクは大きいですが、一番早くショートしている箇所の発見ができると思います。
その後にその部分の配線を引き直し、ショート箇所を修理または交換すればOKです。
どちらの方法で調べるかはあなたの自由です!バイクが燃えても自己責任でお願いします!
アールプロ門倉 |
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