Q: 不調??
2009-02-06  質問者:KMさん
いつもお世話になります。
私81年のXS650SPに乗っています。
質問なのですが、少し高い場所(ほんの50[m]ほどの登り下り)を走り、低速になると吹け上がらなくなり止ったり、止まりそうになります。
少し点火がずれていたのでカムチェーンの張り調整を行い、一時調子良かったのですがまた同じ場所で調子が悪くなりました。
平地では調子良く走ってくれます。
考えれる原因を教えてください。
キャブに原因があると思うのですが、キャブの場合、オーバーホールキット、フロート、ニードルと必要になるまでいくでしょうか??
基本のような質問で申し訳ないですが、宜しくお願い致します。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


ツーリングで標高が高い場所に行くとエンジン不調になる事は皆さん良くご存知だと思います。
これは気圧の関係で同じ量の空気を吸っても密度の低さゆえ空気が足りなくなる現象です。


空気が足りなくなると当然燃調が崩れ「濃すぎ」という症状が現れます。
十数年前までは毎月のように長距離マスツーリングに出かけていましたので、


富士山5合目もたびたび登っていました。7合目あたりから数台のバイクは不調です!
そんな時はエアークリーナーケースの蓋を外したり、クリーナーを外したり対策に大わらわです。


しかし今回のケースは、たったの50mですよね! 50mで気圧の変化があるのか疑問ですね!
ちょっと調べてみたんですが、日本の平均気圧が1013hpaで100m登ると1001hpaだそうです。


富士山5合目の2300mだと765hpaです。50mでは1007hpa位ですよね!
低気圧で約1000hpa、台風で約950hpaですから、50mの高さでは台風の低気圧にも及びません。


それでは何が原因なんでしょうか? 気圧? オーバーヒート? それとも・・・・
ご近所の方はご存知かと思いますが、奥多摩の先にオイラン淵という心霊スポットがあります。


ツーリング中このあたりを通りかかるとエンジンが不調になるいう噂が一時流行しました。
冗談はさておいて、原因が気圧かどうか確認したいですよね!!


問題の高地?に行って症状が出たら、エアークリーナーケースの蓋を外したり、
エアークリーナーを外したりして、変化があるかどうか確認してください。


たいへん興味ある症状なので是非結果をご報告下さい。
アールプロ門倉

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