Q: ほぼO/Hしても、まだ乗れない。
2009-02-17  質問者:のぐちさん
くじけそうなので、教えてください。
エンジンが、かからない所から始まり、腰上をほぼO/Hして、さぁ、かかるかな?
と、思い かからず。点火系の抵抗値を調べ、パルサコイルがだめで、ボイヤーに変えて、始めてエンジンがかかりました。
嬉しかったですが、ここでまたいろいろでてきました。 右側エキパイから、大量にガソリンがでてきました。そして、何度かかけているうちに、出てこなくなりました。
その後は、アイドリングしても、いきなり止まったり、少しアクセルをあけると、回転があがりっぱなしです。
次に、キャブの同調を取ろうと思ったら、左側のエキパイが赤くなってしまいました。
キャブもひと通りやったんですが、キャブがだめなんでしょうか?
圧縮も右側が下がっていました。9kぐらいです。
何か分かりましたら、アドバイスお願いします。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


めげないで下さい。絶対に直ります、いや直せます。
僕も難しい修理で何度も頭をかかえた事があります。夜も眠れず考えたことも・・・・


そんな時いつも思うことは、所詮同じ人間の作った物じゃないか!
ゼロから作るより、できている物を直すほうがはるかに簡単なはずだ!


作った人に敬意を表して絶対に直してやるぞ!!
さあ、のぐちさんもくじけないで絶対に直しましょう!


右側エキパイから大量のガソリンとの事ですが、これがいわゆる中に落ちるオーバーフローです。
火災の危険もありますので、まずこれを直しましょう。


タンク内は錆びてないですか? フロートバルブは交換しました? 油面の設定は? コックは?
エンジンオイルにもガソリンが混入していると思いますので必ず交換してください。


いつもお話するようにキャブも消耗品です。いくらOHしても直らない場合もあります。
予算が許すのであれば交換が最良の方法だと思いますが・・・


コンプレッションに関しては右気筒には油膜が形成されていないので数値は下がるでしょう。
オーバーフロー対策がすべて終了した後、左右気筒のプラグ穴から少量のオイルを注入し、


何度かカラキックをしてから計測してください。
その結果をみてから次の段階に進んで行きましょう。


アールプロ門倉

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