Q: XS1B エンジン不調で困ってます。  続き
2013-11-19  質問者:カワグチさん
お返事ありがとうございました。”微妙にずれているようにも見える画像”になってしまった事を今少し後悔しています・・・。もっとわかりやすく撮影すればよかったです・・・。ただ、大の大人2人でカムシャフトを表むけて、裏返して、また表向けて、また・・・「絶対に90度では無いよな!」っていいながら取り付けました。私1人だけなら「幻!!?」てな感じで、全然信用できないんですが、大人2人揃って錯覚するものかとも思い釈然としません。

昨日お返事をいただいてから、「XS650  バルブタイミング」で検索していたら、似たような状態(症状・悩み?)の方のブログを発見しました。http://ameblo.jp/653cc/theme7-10063200381.html
この方の車両もXS1Bのようですし、やはり車種・年式によっては、キー溝とポンチマークの位置関係があいまいな車両が存在するのではないでしょうか?

ただ、一番知りたい情報は、ポンチマークとキー溝の位置関係が90度でないとした場合、どちらを基準に組みつければいいのでしょうか?

ひつこい質問で本当にすみません。当方車両は現時点でポンチマークを基準にして組みつけていますので、出来れば、「それでもポンチマークで合ってますよ!」っていってもらえれば正直ありがたいのですが・・・。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございます。


なるほど?!リンクしていただいたブログを拝見すると同じ事例があるんですね!
ありえないと言う思い込みで発言していましたが、これは事実と認めざるを得ませんね!


なぜこのようになったのか?僕なりに推理してみました。
本来上死点位置決めのマークは1箇所あれば充分ですよね!


その1箇所とは、最も合わせやすいポンチマークだったのではないでしょうか?
それではなぜ切り欠きが存在するのでしょうか?


切り欠きはカムにスプロケットを圧入する際の位置合わせではないかと想像しました。
カムの切り欠きを機械にセットし、90度の位置にスプロケのポンチマークを


持ってくるよう、プレスマシーンの工程が組まれていたと想像します。
しかしマシーンの設定に多少のずれが生じ、90度でないカムが生産されてしまった!


そして、誰も気づかないうちにそのカムがエンジンに組まれてしまったのではないでしょうか?
本来であればリコールでしょうが、ここでヤマハは考えたんですね?!


カムの合わせ位置をポンチマークではなく、切り欠きだと説明すれば問題ないじゃん!
さすが大メーカー、考える事が賢いですね?!当然作業工程はすぐに直されたでしょう。


ちなみにOHCエンジンのカムの合わせ方はほとんどがヘッド面とスプロケットのポンチです。
切り欠きを真上になんて、どこのメーカーもやっていません!!


これがたぶん真相だと思いますよ!だからマニュアルにポンチの記載が無いんですね!
最後にどちらに合わせたら良いか?ですが、残念ながら切り欠きですね!


カムの頂点は切り欠きであり、そこを基準にスプロケットが圧入されるわけですからね!

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