Q: XS650Eのバッテリー上がり
2014-04-11  質問者:新潟の大澤さん
お世話になってます。1年半ほど前メインヒューズ飛びで電装系の交換(御社のローター、ステーター、ICR/R3点セット)、昨夏には腰上O/Hで快適に乗っていましたが冬期にエンジンを始動しようとしたところバッテリーが上がってました。満充電し心配だったので電圧計を付けてみましたがアイドリングで13Vくらいで走行時も14.5Vで制御してました。
本日またバッテリーが上がってしまい調べたところ暗電流が5mA程ありIGオフ時に結線状態でステーターからの白線にバッテリー電圧がありました。
R/Rを点検したところ赤線にテスターの+黄色線に?で3か所導通あり、逆にした場合1か所導通ありで2か所導通無しでした。R/Rが不良の様なので先ほど注文を入れさせていただきましたが常にステーターに通電してたようですが悪影響はありますか?
また、R/Rの故障の原因は何かあるでしょうか?取り付けの時角を削ったのですが熱がかからないように手作業でゆっくり削ったつもりです。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございました。


一般論ですが、R/Rに限らず電装品の故障の原因は、ほとんどの場合熱か湿気です。
残念ながら今回のケースの原因特定できませんが、やはり熱か湿気の影響だと思われます。


ステーターへの影響ですが、三相交流発電機ですから3個のコイルが内臓されています。
その3個のコイルが同じで抵抗値であれば、異常無しと判断できます!!


ステーターから出ている白線3本(abc)のa-b、b-c、a-c のそれぞれの抵抗値を測って下さい。
3通りの抵抗値がほぼ同じであれば、ステーターは異常無しと考えられます。


万が一、多少の差があったとしても、アイドリングで13Vくらい、走行時も14.5Vで
制御されている状態であれば、すぐにステーターを交換する必要は無いと思います!

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