| Q:
R/Rについてです。 | 
  
    | 2014-04-26
		 質問者:武井一美さん | 
      
        | お世話様です。 早速ですが、フィールドコイルタイプでプラスとマイナス制御がありますが違いを調べてください。またプラス制御にマイナス制御を取り付けてしまった場合いにはどのような事が想定されますでしょうか?。よろしくお願いします。
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          | A:お答えします |  
          | お問い合わせありがとうございました。 車種が書いてないんですが、XS650で説明します。
 
 
 レギュレター以外でプラス制御とマイナス制御の根本的な違いは、ブラシの取り付け方です!
 プラス制御においては、片方のブラシが常時アースされています!!
 
 
 アースに落ちていない方のブラシに、必要な量だけ(+)電流を流す方式なんです!
 画像の発電機はプラス制御方式です!
 
 
  
 内側ブラシは3ヶ所止めで、外側ブラシは1ヶ所止めです!
 3ヶ所止めの方はケース本体にビスで止まってますので、アースに落ちています。
 
 
 (+)電流の流れる外側ブラシは、ビスのナット部がベークライトで絶縁されてます。
 
    (プラス制御用)
 
 
    (マイナス制御用)
 
 
 一方マイナス制御の場合は、基本的に両ブラシ共アースには落ちていません!
 両方共、ビスのナット部がベークライトで絶縁されていて内側(+)電流は常時接続です。
 
 
 そして外側ブラシはレギュレターに繋がり、レギュレター内部でアースに落とされます。
 さてここからが本題です!!マイナス制御をプラス制御に改造するのはわりと簡単です。
 
 
 プラス制御用のブラシとブラシホルダーに交換すれば、プラス制御のR/Rが使用できます。
 その逆のプラス制御をマイナス制御に改造するのがちょっと厄介なんです!!
 
 
 やり方は同じで、マイナス制御用のブラシとブラシホルダーに交換すれば良いんですが、
 ブラシホルダーをケースに取り付けるには、ケースを削らなければ付けられません!
 
 
 この作業は何回か実施したことがあるんですが、リューターが無いとまずできません!
 両ブラシの取り付けナットが、ケースに接触しないように取り付けでき、
 
 
 マイナス制御用のホルダーとブラシ、R/Rが装着すれば、マイナス制御に変更できます。
 配線方法ですが、内ブラシにはハーネスの電源線(茶線)を延長して接続します。
 
 
 そして、R/R自体の配線は下記の通りです。
 赤---------バッテリー(+)
 黒---------バッテリー(?)
 白3本------ステーターの白3本
 茶---------ハーネスの茶線
 緑---------外側ブラシ
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