Q:
cb93 イグニッションコイル発熱 |
2014-05-24
質問者:島村 貴昭さん
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お世話になります。
cb93をレストア中です。片方のイグニッションコイルが触れなくなるほど発熱してしまいます。
原因がわかりません、、、ご教授お願いします |
A:お答えします |
お問い合わせありがとうございました。
イグニッションコイルは、何らかの原因で1次側抵抗値が高くなると、発熱がひどくなります。
ではどのような状況で抵抗値が高くなるのでしょうか?
古いコイルの場合は経年劣化で抵抗値が高くなる事が原因と言えるでしょう。
不思議な事に両方のコイルが同様に熱を持つ事は稀で、どちらかが酷い場合がほとんどです。
新品のコイルでもこのような症状が発生する場合があります!
特にレストア中や修理中の車両が多いんですが、実際の走行を伴わないエンジン始動が
多い場合、走行風が無い状態なのでエンジンの熱がタンク下に篭ってしまい、コイル自体に
熱を持たせてしまいます!コイルが熱を持つと抵抗値がさらに増え、悪循環が始まります。
一度熱を持たせたコイルは、熱を持つクセが付いてしまい、交換が必須となります。
また、エンジン始動を伴わない修理の場合でも、メインスイッチONの状態で、電気系の
チェックなどをしていると、1次側コイルへの長時間の通電によりコイルが熱を持ちます。
コイルが熱を持つとさらに抵抗値が上昇し、同様の悪循環に陥る場合もあります。
イグニッションコイルは常に熱との戦いを強いられます!
いかに風に当てるか!いかに取り付けボルトから熱を逃がすか!がキーポイントとなります。 |
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