Q: ガスが薄くなる症状が急に発生しました。
2015-08-04  質問者:XS-1Bさん
XS系が得意なショップで整備を受け、しばらく好調に走っていたのですが、最近急に調子が悪くなりました。
新品のプラグを付けても、10km程走ると急にフケが悪くなりアフターファイヤーのような症状が出ます。
プラグを見ると白く成っているのでガスが薄くなっていると判断し、以下の対応を行いました。

1.エアを吸っている箇所を探したが結果無かった。
2.念のため、インマニ、キャプ、エアクリーナーを再度組み付け。
3.ヘッドボルトの締め付けが緩んでいたので、規定値で締め付け。
4.キャブまでガソリンが正常に来ていることを確認
5.キャブレターのダイアフラムに穴が無いことの確認

上記対応を行いましたが、症状は改善しませんでした。
そこで、燃料を濃くしようとキャブレターのセッティングを見直すことにしました。

1.ニードルジェットを1段上げる。
  ※Eクリップの場所を下から三番目から下から2番目に移動

すると、新品のプラグを付けてから、走れる距離は30km程に伸びたのですが、プラグは白く、同じ症状で調子が悪く成ってしまいました。

このまま燃料を濃くすれば良いということではなさそうなので、質問させていただいています。

両気筒で同じ症状なので、両気筒に影響を与えるような何かの原因で急にガスが薄くなってしまったのだと考えているのですが、どのような原因が考えられるでしょうか?
アドバイスを頂けたらと思います。
A:お答えします
お問い合わせありがとうございました。


症状をまとめてみると、10-30km走行すると急にフケが悪くなりアフターファイ
ヤーのような症状が出るわけですよね!


プラグが白くなると言う事は、ガスが薄いと判断できると思いますが、10-30km
走行した時点で急にガスが薄くなったんでしょうか??


もし2次エアーの吸い込みが原因であれば、症状はもっと早く現れると思います。
もともとガスは薄めですが、それが直接の原因ではないように感じます!


それでは10-30km走行時にいったい何が起きているんでしょうか?
原因としては以下の2点が推測できると思います!!


1)単純にエンジンのオーバーヒートが起きている!
2)熱の影響で充電系、点火系の抵抗値が増大し火花が弱くなる!


オーバーヒートであれば、プラグの熱価を上げれば燃焼室温度は下がります。
また、ガスを濃い目にする事で、さらに燃焼室温度を下げる事ができます。


電気的な問題の場合は、当該箇所の部品交換が必要になると思います!
1)2)に関しての徹底的な原因究明を実施してください!!

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